住まないという選択
相続した家を放置しているようなら、家を売ることも検討した方が良いでしょう。
放置しておいても問題がないように思われるかもしれませんがデメリットもあるのです。
まず建物の価値が低くなります。人が住まない家は傷みが早くなってしまいますので
価値も下がりますが、将来的に家を売る時にも高値がつきにくいです。
そのため利用する予定がないのなら相続をしてから早い段階で
家を売るようにした方が結果的にお得になりやすいです。
管理がされていないと相続をした大切な家が害虫、害獣の住処になるというデメリットもはらんでいます。
それによって建物の老朽化が進んでしまうのはもちろんのこと、近所にも迷惑になってしまうことがあるのです。
空き巣や不審者などに狙われてしまう恐れがあるのも放置が良くない理由です。
空き家になっているのは周囲からもすぐに分かってしまうことであり、
そういった建物を狙う悪質な人間もいます。
近隣からすれば影響を受けてしまいそうで不安材料になるものですし、
放火に見舞われたりしないかという不安までも感じさせてしまいます。
迷惑はかかっていないと思ってしまいがちですが、実は心配させてしまっていることも
ありますので、相続後は何かしらの対処が必要です。
固定資産税がかかってしまうのもデメリットのひとつです。
土地建物には固定資産税がかかりますので、使っていないにも関わらず出費になります。
ですから速やかに家を売ることは節約にもなると言えるでしょう。